太陽がいっぱい

竹富島は観光の島だが別の言い方をすれば「清掃の島」とも言えると思う…

昨日郷友会の運動会への参加をお願いするために竹富島へ行き、１軒１軒案内状を配ってまわった…

夕方４時頃からスタートしたので仕事中の時間ということもあり留守のお宅もあったが、驚くのは在宅の方のほぼ半数が庭先のまだ数センチにも満たない芽が出たばかりの雑草取りをしたり、家の前の白砂の道にほうきで模様を入れたりしているのだ…

そして夜、集会所で行われる村の月例会にも参加しここでも運動会への参加をお願いするのだが、その後は懇親会と称しての飲み会になる…

もちろん現実の生活や島の将来などについての話になるのだが、最終的には掃除、清掃の話になっていくのだ…

環状線（竹富島の１週道路）からコンドイ浜の方に入ったところの草はちょっと伸び過ぎだよな？

明日その辺行く用があるから俺が刈っておくさ！

たのむ、お前はビーバー使いの名人だからな

みたいな話が何度も何度も自然に会話の中に登場してくるのだ…

そんな話を聞いていると竹富島に住む人と清掃は切っても切れないことが良く分かるし…

観光の島になるはるか前からこれをつづけた成果が今の竹富島の素晴らしい町並みをカタチ作っているのだとつくづく思う…

飲み会は深夜１時頃までつづき、そのあと片付け、宿へ戻って、就寝…

Z z z ・・・

起床…そして竹富島からの始発の船へ乗ろうと宿を朝７時過ぎに出発したら、そこにはすでに真新しく清掃された庭先とほうき模様の入った白砂の道がはてしなく伸びていた…

ilovesun☼