生活保護
先週、大阪のアパートの一室で
28歳の母親と3歳の息子とみられる遺体が見つったというニュースがありました…
警察の発表によると、銀行口座の残高は数十円で、
部屋に冷蔵庫はなく、電気やガスも止められ、塩以外の食料品もなく、
請求書ような紙の裏に「もっとおいしいものを食べさせたかった」というメモがあった
というホントに痛ましい話…
これはある意味日本社会のゆがみを象徴するニュースだと思います…
芸能人の親が生活保護をもらっていたみたいな不正受給の話は大きく取り上げられますが
この不正受給は生活保護費全体に占める割合は0.4%しかありません…
一方、生活保護を受けるべき人がそれをもらっている割合「捕捉率」は、
厚生労働省の推計では20%以下で他の先進諸外国からは問題だと指摘されていて
ちなみに、フランスやイギリス、ドイツの捕捉率は約90%を超えています…
0.4%の不正受給より、受給出来ていない8割の方に関心を向ける方が絶対大事だと思います
これが日本社会のゆがみと言いましたが、
貧困を欧米各国は共同体や地域社会の問題であると考えているのに対して
日本は貧困を個人の問題としていることがこのゆがみの大きな原因になっています…
やさしくなりたい…その気持ちをカタチにするのがまさにコミュニティーだと思います…
ilovesun☼
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